みなさん、朝スッキリ目が覚めていますか?
寝付けなくてスマホをいじっていたらいつの間にか朝になっていたり、寝入りばなにせきが止まらなくなったりと、快眠できずに朝の目覚めが悪いという人は多いのではないでしょうか。
「寝付けない原因は、主に自律神経の乱れと、生活習慣による体の乱れです」。快適な睡眠を手に入れるために習得すべきケア10選をご紹介します。
1.休日に寝だめしない
休日の寝だめ、実は習慣化するととても危険です。例えば、休日はいつもより遅めの10時に起きていると、体は「10時がベストな起床時間である」と覚えてしまいます。仕事のある平日は7時に起きている場合、覚えてしまった快適起床時間の10時より3時間も早いことに。これは、実質4時に起きるのと同じ苦痛が発生してしまうのです。休日に余分に寝たいのなら、起床時間は普段と変えずに夜早めに寝るようにしましょう。
2.寝る3時間前から食べない
寝る直前に食事をすると、体の回復に使われるべきエネルギーが、消化に使われてしまい睡眠効率が下がってしまいます。就寝の3時間前には食事を済ませておくといいでしょう。
また、寝る前に牛乳やしょうが湯、ハーブティーを飲むといった習慣がある方もいると思います。それぞれリラックス効果があり、消化も早く負担は軽いのですが、こちらも摂取は30分程前までにしておくことをオススメします。
3.寝る直前に飲酒をしない
お酒に含まれるエタノールは神経の緊張を緩和し、体温を下げるので、一時的に眠くなります。しかし3時間程度でアルデヒドが活性化し体温が上がり交感神経が刺激されるので、むしろ覚醒効果が上がってしまいます。寝酒の一杯といいますが、快眠をしたいのなら、寝付けないからといってお酒を飲むことはやめたほうがいいでしょう。
4.水分を摂る
寝ている間には、コップ一杯程度の汗をかきます。しっかり水分を摂らないと脱水症状で就寝中に足がつったり、喉の渇きで目を覚ましたりします。30分程前までに水分補給をしてから眠るといいでしょう。
5.部屋は2時間前から暗くする
良質な睡眠をとるためには2時間前から部屋を暗くし、睡眠時も真っ暗から月明かり程度がベター。月明かりは30ヘルツ以下、豆電球なら2個程度です。慣れない方は、落ち着く明るさからだんだん下げていきましょう。
6.携帯・スマホは暗くして目から離す
携帯・スマホを見ないと落ち着かない方は、明るさを下げ、できるだけ離して見ましょう。一番明るい設定でも、目から離してみれば、睡眠障害を起こすほどの明るさにはなりません。ブルーライトが気になる方はブルーライト軽減フィルムなどを貼ればより効果的です。しかし、暗い中で明るいものを見ると脳は活性化しやすいので、使いすぎはやはり快適な睡眠の妨げになってしまいます。
7.布団の周りを片付ける
睡眠には寝返りが重要です。同じ体勢で寝ていると体が凝り、余計に疲れてしまい、「寝疲れ」の原因になります。寝がえりを打ちやすく、手足を自由に動かせるように、ベッドや布団の周りを片付けておきましょう。
8.ストレッチで体を脱力させ、疲れをとる
体と心がリラックスしなければよい睡眠は得られません。大の字になり、伸びをしながらゆっくりと息を吐く、両手両足の指をぐっと握りゆっくりと放す、手首足首を回すなどの軽いストレッチをし、全身脱力をしましょう。
また、肩甲骨が閉じていると胸や器官が圧迫され、呼吸が乱れたり、血流やリンパの流れが滞り、手先がしびれたりすることもあります。肩を回したり、片手で手首をもち、後ろや上方に伸ばしたりとしっかり肩甲骨を開くストレッチをしましょう。
9.体を温める
入浴や足湯などで体を温めるのも効果的です。就寝時、人の体温は急激に低下します。入浴後は、就寝時と同じように、体温が高い状態から下がり続けるので、自然と入眠の準備が整います。
10.薄手のカーテンを利用するか、カーテンを少し開けて寝る
スッキリ目覚めるためには、今までやってきた副交感神経が優位の状態から、交感神経優位状態にしなければなりません。一番いいのは朝日を浴びること。朝の光を通す薄手のカーテンを使用するか、カーテンを少し開けで自然の光を取り入れれば、スッキリ目を覚ますことができます。
いかがでしたか? 今回紹介した10個は、一つ一つは、とても簡単なことです。無理のない程度に、自分ができるものだけでも習慣化していきましょう。良質な睡眠を得ることで、集中力が高まり、仕事やプライベートの成功につながるかもしれませんよ。
まずは出来る範囲で構いませんので、チャレンジしてみて下さい(全部とはいいません。10項目の内3つでも)。
それでもすっきりされない場合、整体の矯正により自律神経を整える事をお勧めします。
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