ゲップがよく出てしまうと自分はもちろん周囲の人も不快にしてしまうのではないかと気になりますよね。
また、頻繁に繰り返す場合にはと何かしらの病気を疑い心配になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもゲップとは体内の空気を口から排出するためのものなので、体内に空気が溜まりやすい人はゲップが多くなります。
では、具体的にどんなことがゲップの原因になっているのかご紹介してみたいと思います。
◇ゲップの原因
・早食い
早喰いをすると食べ物と一緒に空気も胃や食道の中に入り込み、ゲップの原因になります。
日頃から慌ただしく食事をしていたり、ながら食いをしている方は注意しましょう。
・ストレスや緊張
ストレスや緊張によって、息やつばを無意識に呑み込み、体内に空気が溜まっていることもあります。
ストレスが取り除かれることが一番いいのですが、精神安定剤などの服用で症状が改善される=自律神経の乱れなので、整体の矯正で改善されます。
・腸の機能低下
おならを我慢すると口から出るといった話を耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないかと思います。
ゲップからおならのような臭いがする場合は、便秘などによって腸がつまり体内に溜まったガスが口から排出されている可能性があります。
・胃の機能低下
胃の機能が低下すると食べ物の消化・移動がうまくいかなくなります。
その結果、胃の内圧が高まりゲップが出ます。
胃の機能低下の原因はストレス、生活習慣などが影響している場合もありますが、胃がんなどの重大な病気である可能性も否定できません。
また、ゲップが酸っぱい場合には胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの疑いがあります。
・胃酸の逆流
胃酸が食道に逆流すると酸っぱいゲップや胸焼けを起こします。
胃酸によって食道が炎症を起こしている逆流性食道炎が疑われます。
ゲップがよく出るときに考えられる病気
ゲップが頻繁に出る場合は、体内で何かしらの変化が起こっている可能性があります。
胃や食道など、体内に溜まった空気を吐き出そうとするのがゲップですが、空気を飲み込みやすい方は生活習慣に気をつけていれば症状を改善することができます。
しかし、ゲップが何らかの病気のサインとなっている場合もありますので、異変を感じている方は早期に病院で受診するようにしましょう。
ゲップがよく出る場合に考えられる病気をご紹介いたしますので、ご自分の症状と照らし合わせてみて下さい。
◇ゲップがよく出る病気
・逆流性食道炎
本来、食道には胃酸の逆流を防ぐための弁がありますが、その機能が低下すると胃酸が食道に逆流してきます。
食道が炎症し、酸っぱいゲップ、胸焼け、食欲不振といった症状がみられます。
・胃潰瘍
胃液が多く出すぎて胃を保護している粘膜が消化されてしまう病気です。
上腹部(みぞおち)の痛み、吐き気、酸っぱいゲップ、食欲不振などの症状がみられます。
また、食後に腹痛を感じます。
・十二指腸潰瘍
胃の粘膜が消化される病気で、ヘリコバクターピロリ菌が原因となっていることが多いようです。
上腹部(みぞおち)から上腹部右側、背中に痛みがあり、吐き気、酸っぱいゲップ、食欲不振などが見られます。
また、空腹時に腹痛が起こります。
・胃がん
胃に腫瘍ができて腸に繋がる出口が狭まくなると、食べ物や空気が移動しづらくなり胃の内圧が上昇してゲップが出ます。
胃痛、胃の膨張感、食欲不振、体重低下などの症状がみられます。
・空気嚥下症
空気を大量に飲み込んでしまい体内に溜まった空気がゲップとして出てきます。
ストレスが主な原因となっています。
・その他の病気
慢性胃炎、食道がん、胆のう、膵臓、小腸、大腸の病気などでゲップが出ている場合もあります。
整体では矯正により自律神経を整えます。
ストレス、緊張、胃・腸の機能低下、胃酸の逆流、空気嚥下症は自律神経の乱れで
起きます。上記が原因であれば整体でしっかり改善できます。
また、げっぷと併発しやすい症状として、『しゃっくり』があります。
これは横隔膜(肺を収縮、拡張し酸素を吸収、排出させる筋膜)が痙攣して
おこる症状です。自律神経が乱れ、横隔膜に間違った命令を伝える
ことで横隔膜に問題は無くても痙攣を起こします。
こちらに関しても、整体の矯正を行えば治ります。
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