胃腸の調子が悪くなったり、腰痛・肩こりがひどくなったりと、冬は冷え症の人にとってツラい季節です。
本来、人間の体は寒い場所にいても、温かい血液がめぐり、体温を一定に保つことができる仕組みになっています。
でも、この体温調節機能にトラブルがおきると、血流が流れにくくなって、「冷え」が起きてしまうのです。
では、寒い時期はどう体温を調節しているのでしょうか。
寒い場所に行くと、まず皮膚の神経から脳へ「寒い」という信号が送られます。すると脳内の自律神経から各器官に体温調節のための指令が伝えられます。この指令で、皮膚の毛細血管は収縮して、皮膚からの放熱をふせぐようになります。そして、内臓に熱エネルギーを増やしたりして、自律神経は体温を調節してゆきます。
ですが、最近ではこの体温調節機能がうまく働いていない人が増えてきています。エアコンの普及から、皮膚の温度を感じる神経が鈍くなったり、強いストレスが原因で自律神経の機能低下している人が多くなってきているのです。「冷え症」がその症状の一つです。
1 体が寒さを感じる
2 皮膚の毛細血管が収縮
3 血液の流れが悪化
4 体温低下
5 脳からのサイン
6 内臓から熱エネルギーが作られる
7 体温が温まる
体を温める食べ物とは?
そこで、日頃からポカポカ体質にするために、日頃の食生活から見直してみてはいかがでしょうか。
ここで紹介する食品は、血液の流れをよくする、血液サラサラ効果のあるものです。血行のいい体質になって、ツラい冷えから解放されましょう。
DHA・EPA
血液の流れを良くします。多く含まれる食べ物・・・いわし、まぐろ、うなぎ
食物繊維
腸内環境を良くし熱エネルギーの効果が出始めるます。
クエン酸
血流を改善、血小板凝集を抑える作用があります。多く含まれる食べ物・・・レモン、梅干、黒酢
オレイン酸
悪玉コレステロールを低下。ただし、撮り過ぎには要注意!多く含まれる食べ物・・・オリーブオイル、菜種油、ナッツ類