来院される患者さんより添加物の質問をよく受けます。
一覧をあげてみましたので、ご参考までに。
【亜硝酸ナトリウム】(発色剤)
ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフ、いくら、すじこなどに使われる。
アメリカではベビーフードへの使用禁止。全面禁止も検討されている。
【アスパルテーム】(合成甘味料 )
清涼飲料水、ガム、アイスクリーム、ゼリーなど。
【EDTA2ナトリウム、EDTAカルシウム2】(酸化防止剤)
マヨネーズ、缶詰など。
【オルトフェニルフェノール(OPP)】(保存料=防カビ剤)
レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類。
アメリカでは使用禁止。
【過酸化水素】(殺菌、漂白)
かまぼこなどの水産練り製品、数の子など。
【サッカリン、サッカリンナトリウム】(合成甘味料)
清涼飲料水、ガム、練り製品、佃煮、漬物、アイス、菓子類など。
カナダでは使用禁止。
【ジブチルドロキシトルエン(BHT)】(酸化防止剤)
乾燥魚介類、魚介塩蔵品、食用油脂、バター、チューインガムなど。
【臭素酸カリウム】(小麦粉改良剤)
小麦粉、イーストフード、パンなど。昭和57年パン以外は使用禁止になった。
【チアベンタゾール】(保存料、防かび)
レモン、グレープフルーツ、バナナ、オレンジなど。
農薬として使われていたのが食品添加物として指定された。
【ブチルヒドロキシニアソール(BHA)】(酸化防止剤)
バター。マーガリン。食用油脂。
昭和57年からパーム油以外使用禁止になる。
【赤色2号、3号、104号、105号、106号】 (着色料)
菓子、かまぼこなどの練り製品、ソーセージ、福神漬け、チェリー、桜海老など。
赤色2号は強い発ガン性があるとしてアメリカで使用禁止。
【黄色4号、5号】(着色料)
たくあん、菓子、清涼飲料水など。
【硝酸ナトリウム】(発色剤、発酵調製剤)
チーズ、ハム、ソーセージ等。
【安息香酸ナトリウム】(防腐剤、保存料)
しょうゆ、清涼飲料水、キャビアなど。
【イマザリル】(防かび剤)
輸入柑橘類。
肝臓、腎臓障害。
【酢酸ビニル樹脂】(ガムの基礎剤、皮膜剤)
ガム
ラット・マウスで発がん。皮膚炎。目に障害。
【パラオキシン安息香酸エチル】(防腐剤、保存料)
しょうゆを中心に、ソース、酢、バナナなど。
【ソルビン酸カリウム】(防腐剤、保存料)
かまぼこ等の魚肉練り製品、イカ、タコの熏製品、つくだ煮、煮豆、ジャム、ケチャップ、みそ、
たくあん、かす漬けなど。
【デビドロ酢酸】(防腐剤、保存料)
マーガリン、バター、チーズ。乳製品に良く繁殖するいろいな細菌、カビ、酵母などの増殖をとめるために使われる。
毒性が強く外国では使用が一切認められていない。
【エルソルビン酸ナトリウム】(酸化防止剤)
ハム、ソーセージ、魚肉製品、冷凍魚介類、煮干し、バター、チーズなど。
【グルタミン酸ナトリウム】(調味料)
あらゆる食品に多量使用。家庭用、飲食店用調味料。
マウスで脳神経細胞破壊。加熱により変異原性を示す。 アメリカではベビー食品に添加禁止。
【メタ重亜硝酸カリウム】(漂白剤)
干しあんず、干しすもも、干しパイナップル、水飴、甘納豆、むきえび、かんぴょうなど。
【次亜塩素酸ナトリウム】(漂白剤)
干しあんず、干しすもも、干しパイナップルなど。プールや浴槽などの消毒剤としても使われる。
【プロピレングリコール】(溶剤)
生めん、イカやタコの燻製、たらこ、ジャム、ケーキ、チーズ、餃子の皮など食品添加物を溶かすためにも使う。
インスタントラーメン、うどん、餃子の皮の湿度を保つために、良く使われている。
発ガン性や遺伝子にキズをつける性質も認められている。
アトピー、喘息、じんましん、アレルギー性疾患の原因にもなっているもの
【安息香酸】、【ソルビン酸】(合成保存料)合成着色料 【亜硝酸塩】(発色剤)